yuru*yuru

-飼い猫クゥクゥの日々-

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process 2

うちに来たばかりの頃のクゥクゥはまだ生まれて間もない子猫でした。

しっぽはその頃から長かったですが、禿げていて先の方にしか毛がありませんでした。
もちろん飼うにあたって獣医さんに見てもらいましたが、カビのせいだと言われました。
塗り薬をいただいて、しっぽの方はまもなく完治しました。

その頃は獣医さんにもクゥクゥに他の猫とは違う異常があるとは
判断できなかったようです。
そして、私含め家族にもクゥクゥの異常はまったく判りませんでした。

それよりも、クゥクゥを飼うにあたって一番の心配だったのが
先住猫、みみみ↓（その頃、彼女は１才。「み」は３つで合っています）の存在でした。

丸一年、愛情ひとり占めで育った彼女は我が家の王女様です。
案の定、初めてクゥクゥを見たときのみみみの怒りは凄まじく
ハンストを起こして一週間押入れから出てきませんでした。
しかし、クゥクゥは（今、考えると）子猫であるのに
特にみみみに興味を持つでもなく、甘えたり追い回したりすることもなく
飄々としていました。

それが効をなしたか、みみみも徐々にクゥクゥの存在に慣れ
いつの間にか一緒に寝てたり、舐めてあげるようになったり
クゥクゥの方も最初からみみみが居るのが当たり前、みたいに
仲良く暮らし始めていました。

クゥクゥは、子猫の頃から立ちポーズがよろよろと頼りない仔で
歩き方もどこか変･･･にゃーにゃー鳴かないし甘えない、
大きくなるにつれ食べられるようになるはずのカリカリも噛めない、
押入れや狭い場所に入らない、高いところには飛び上がらない、そういう猫でしたが
私も家族も「そういう仔なのだ」という思い込みで、普通に日々は過ぎていきました。

　↑ この頃から不思議なポーズでごはんを食べてました。

そうして平和に暮らすこと一年ほど経ったある日、我が家に"嵐"がやってくるのです。

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プロフィール

HN：

クゥクゥ（飼い主：はねうさ）

性別：

男性

職業：

ねこ

自己紹介：

はねうさの家のクゥクゥです
野良の黒猫、オス、９才（2017年時点）
先天的に脳内にキズがあるらしく
テンカン発作を起こす仔です
目はほとんど見えておらず、ジャンプはできるのに自分から高い所に飛び上がることはありません
そこに穴（潜れる場所）があっても自分から潜ることはありません
小さい頃から部屋の隅でじーっとしてることが多いです
歩き方も立っているときもヨロヨロしてて
他の猫とはちょっと違うようです
毛づくろいも自分ではほぼやりません
そして、トイレの場所はまったく覚えてくれません(＞＜)
こんな仔だけど、愛されて過ごしてます❤